TEF/関連技法

技法名 パレート図

技法名(英語:) Pareto chart / Pareto diagram / Pareto graph

概要

値の降順にプロットされた棒グラフと、その累積構成比を表す折れ線グラフを重ね合わせた複合グラフ。

説明

度数分布を値の多い方から並べて、その累積構成比を表す折れ線グラフを重ね合わせた複合グラフ。どれが多いか、またそれが全体に占める割合が判明する。

80%の位置を横線で示すことが行われることがある。これは、「不良全体の80%は、20%の原因に由来する」など”80:20の法則”を意識したもの。

更に応用した形態としては、累積構成比の80%をA区分、80%〜90%をB区分、90%〜100%をC区分とする、”ABC分析”がある。

使用例

ソフトウェアテストの場合は、各バグを、どのモジュールに関するかとか、どの機能に関するか区分分けして、パレート図を書いて見ることが行われる。パレート図での左の方がバグが多いことになるので、細部分析したり集中的な対策を依頼する。

補足

Excelに用意されている「分析ツール」を使うと簡単です。 http://deisuitei.pinky.ne.jp/excel/stat3.htm
パレート図生成のためには、[分析ツール]−[ヒストグラム] 、オプションで”パレート図”にチェックを入れてください。

参考文献

ウィキペディア/Wikipediaでの有無

 WikiPedia.ja:パレート図

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Last-modified: 2009-05-24 (日) 07:03:13 (5441d)