技法名 異常値・特異値分析 †技法名(英語) singular value analysis †説明 †本技法の適用目的は、境界値分析と同様でプログラミング上、特別な処理を実施している定数を明らかにし、そこをピンポイントでテストすることでバグを検出することです。 この技法は、仕様書や設計ドキュメント、場合によっては開発者へのヒアリング、ソースコードから異常値や特異値をリストアップし、それを入力として与えます。境界値は良く知られた特異値の一種と考えることもできます。 使用例 †4年に一度、開催されるオリンピックの年は大抵の場合は閏年(うるうどし)です。これを書いている北京オリンピックが開かれた2008年も閏年でした。 ところが、パリ大会が開かれた1900年は、閏年ではなく2月28日の次の日は3月1日でした。 実は、閏年のルールは次のようになっています。
したがって、閏年のテストにおいては、少なくとも、
のテストが必要です。 補足 †カウンター変数の取りうる最大値なども特異値の一つとしてテストすると良いでしょう。 参考文献 †書籍: ソフトウェアテストHAYST法入門 total 1267 today 4 yesterday 1 TEF/indexに戻る
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