技法名 データフローテスト †技法名(英語) data flow testing †説明 †構造ベースのホワイトボックステスト技法の1つです。 この技法は、ソースコードのデータ(変数、データオブジェクト)に対して、その状態の変化をチェックし問題が無いかテストする方法です。 データの状態には定義・消滅・使用の3つがあります。
したがって、データの状態の組合せには、順序を考えて次の9つが考えられます。
この表の判定結果を元に怪しいところをコードレビューすることでバグを検出します。 使用例 †
上記では、pの実体が無いまま使用しているため、「セグメンテーション違反」が発生する。 補足 †データフローテストは通常、静的解析ツール(コンパイラのワーニング出力機能を含む)を用いてテストします。手作業でテストする場合は、フラグなどの怪しい変数に対してdkuの変化をメモしていき、確認します。 ゼロからの開発では、そうそう頻繁に起こる問題ではありませんが、ソースコードを改変しているうちに使わない変数が残ったり、解放済みの変数にアクセスしたりということが発生します。 参考文献 †書籍: ソフトウェアテスト技法 total 1960 today 1 yesterday 1 TEF/indexに戻る
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