TEF/テスト技法

技法名 スモークテスト

技法名(英語) smoke test

説明

もともとは、電子回路を組み上げて電源スイッチオンした時にモクモクと煙が出ないことを指していました。つまり、最低限の動作確認済みというわけです。

ソフトウェアテストでスモークテストというと、必須機能が正常に動作することを確認するためのテストスクリプトを指します。
スモークテストをデイリービルド後に自動実行させるようにすると、構成管理の問題……例えば、ライブラリの不一致……などを早期に検出することができます。

また、リリース直前の最低限の回帰テストとしても使用することができます。

使用例

Windowsのアプリケーションであれば、全てのメニュー、全てのショートカットを自動テストするようなスクリプトを作成します。

補足

ソフトウェアに対して、より複雑なテストへ移行できるかどうか判定するためのテストをインテークテスト(intake test)と呼びます。インテークテストは、スモークテストの特別の形態とみることもできます。

参考文献

書籍: JSTQB用語集

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Last-modified: 2008-09-02 (火) 15:15:21 (5707d)