技法名 探索的テスト †技法名(英語) exploratory testing †説明 †テスト担当者の経験・知識・直感をベースとした非公式なテスト設計技法のひとつです。 「テストケースを事前に作成しない」点が特徴で、アドホックテストと似ていますが、アドホックテストが過去にエラーを起こした事柄や、ユーザーにとってのリスクに焦点を当てて直感に頼って操作を行い、バグを検出しようとするのに対し、探索的テストでは、テスト結果をフィードバックしながら経験に基づいて重要と判断した領域を対象として、さらに深く掘り下げたテストを実施します。 使用例 †『基本から学ぶソフトウェアテスト』の一節を引用します。
補足 †探索的テストを成功させるためには、高水準の知識とテストの経験が必要です。もし、探索的テストでバグが見つからなかったら、テストのカバーが不足していたのかテスターの知識・経験が不足していたのか判断がつきません。したがって、テストチームのメンバーの状況に合わせ、探索的テストの割合を調整することが大切です。 なお、探索的テストの網羅性を計測するというアプローチをしている人もいます。 参考文献 †書籍: 基本から学ぶソフトウェアテスト、体系的ソフトウェアテスト入門 total 687 today 3 yesterday 0 TEF/indexに戻る
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